[白桜町](はくおうちょう)
K県都市近郊にある中規模の町。 人口は約5万6千。
もとは桜ヶ丘町という小さな城下町ふうの町で、都市から比較的近いとはいえ、
南側を海、それ以外を小山に囲まれている地形だったため長いこと発展がなかったが、
21世紀にはいってからミシマグループが開発に着手し、街づくりされている。
開発に際しては残っている豊かな自然を残しつつ利便性を向上させる方針となっていて
白桜学園の設立もあって近年急速に評価の高まっている街である。
美鷹城を越える高層建築を建てない、など美観にはこだわっているようだ。
街の名所としては、美鷹城、桜ヶ丘公園、福見山、また最近開発されている
海岸沿いのポートガーデンという複合施設がある。
[白桜学園](はくおうがくえん)
ミシマグループが設立したマンモス校。
3年制の中等部、5年制の高等部からなり、1000名を越える生徒が在籍している。
広大な敷地を持ち、中に寄宿舎など、様々な施設がある。
個性を重視する校風となっており、社会に通用していける何かしらの技術を身につけて
卒業するように推奨されており、特に高等部では強調される。
専門的な知識や技術を持っていると、奨学金が出される制度もある。
そんな校風ゆえ部活動に重きを置かれており、多種多様な部が存在している。
部の設立希望は自由だが、5人の部員が揃っていないと同好会扱いとされ、
部対抗部費争奪戦に参加できないなど、待遇が悪くなる。
制服は存在するが、着用義務は薄く、ある程度着崩しても改造してもかまわないうえ、
学園内では部で至急される服を着ていても良いことになっている。
(忍者っぽい服やウェスタンルックでうろうろしている生徒もいる)
[称互寮](しょうごりょう)
まいるたちの生活している寮。 街の東側の住宅区にある。
二階建ての12部屋で相部屋。 現在の管理人は楠木薫子。
学園内の寮のほうが安いが管理が厳しいので、外の寄宿舎を利用する生徒も多い。
[福見山〜福見神社](ふくみやま〜ふくみじんじゃ)
街の東側にある霊山。
福見神社はある陰陽師の分家にあたる福見家が管理している。
歴史ある神社なので参拝に来るものも多い。
[ミシマグループ]
日本有数の財閥組織で、日本を中心に様々な発展事業を行っている。
[まんけん]
まいるが設立を狙っている部、漫才研究部。
”人を笑わせるためのエンターテインメントを研究する”のが目的なので、
名前通り漫才だけやる、というわけではないらしい。
もともとは数年前、二人の学生が設立していた部で、
彼らは現在スマイルガールズという漫才コンビとしてデビューしている。
その際に部員がいなくなったため、一旦休部扱いとなっていたらしい。 |